2019年07月23日

縁切りで使用されるタスペーサーについて

roof_engiri.jpgカラーベストなどの屋根材で塗り替えを行う場合はタスペーサーの設置が有効です。
タスペーサーを屋根と屋根の間に挿入して隙間をつくることで、隙間に入り込んだ雨水の排水が自然にできるほか、毛細現象による雨水の入り込みを防止します。
適度な隙間は雨水を排出させるために重要ですが、新築当時は十分空いていた隙間も時間と共に小さくなり、塗装替えをした場合になくなってしまう恐れもあります。
以前は塗装替えでもタスペーサーは設置せず、塗装後に皮スキやカッター等で隙間をつくっていました。
この方法だと手間がかかる上、せっかく塗った塗料を傷つけてしまう恐れがありました。

タスペーサーは屋根を傷つけないことに加えて、塗装工事全体の作業効率がアップし、施工を早くすることができます。防水というと隙間をつくらずに材料を密着させた方が防水効果は上がると思われがちですが、効果的な防水をするためには適切な位置に隙間が必要です。屋根に勾配さえついていれば雨水は自然に流れ落ちますが、へたに密着した隙間があると毛細現象により内部に侵入してしまいます。
屋根の塗装替えではこうした見えない部分の処理がもっとも大切です。
posted by ヤモリソウケン at 17:54| Comment(0) | 塗り替え豆知識