2019年06月25日

トタン屋根の特徴

63213f93537633d9b0ed94b700deb4a8_s.jpgトタンとは鋼板に亜鉛をメッキしたものです。
建物の屋根や壁に多く用いられています。
なぜ亜鉛をメッキするかというと、鋼板だけだとすぐ錆びてしまい使い物にならなくなるから、ということは簡単に分かりますが、では亜鉛をメッキすると錆びないのでしょうか。
そんなことはありません。
亜鉛も錆びます。
というか、イオン化傾向からすると、鉄より亜鉛のほうが酸化されやすく、つまり錆びやすいはずです。
それがなぜ亜鉛メッキなのかというと、錆そのものの性質が異なるからです。
鉄の錆は、一旦生じると金属内部へと進んでいきます。
しまいにはボロボロになってしまいます。
一方で、亜鉛の錆は、金属表面に沿って広がり、金属内部が錆びることから逆に守ってくれるようになるのです。
トタンとは、亜鉛のこの性質をうまく利用しているわけです。
とはいえ、トタンの上からさらに塗料を塗ることで腐食から守るようにすることが普通です。
トタンは最初は銀白色をしていますが、すぐに錆びが広がり赤茶色になってくることから、太陽光による熱を吸収しやすいです。
そのため遮熱性のある塗料を塗ることも多いです。
posted by ヤモリソウケン at 09:57| Comment(0) | 塗り替え豆知識